稽古道具、稽古時の服装
稽古道具
名称 | 用途 |
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袋韜 | メインで使います。竹の尖端を8~16分割し、革の袋を被せています。袋の口部分は刀の鍔に、縫い目は刃に相当します。袋の外側には漆が塗ってあります。この漆が昔はヒキガエルの肌に似ていたことから「ひきはだしない」とも呼ばれています。 木刀や刃引きした刀での御稽古が通常であった当時、怪我をせず実打できるよう上泉伊勢守が考案しました。 |
木刀 | 「燕飛六箇之太刀(内伝)」の稽古で使用します。 |
小太刀 | 「小転変十三勢」の稽古で使用します。通常の袋韜と作りは同じで、長さが半分ほどになります。 刀の脇差に相当するもので、組太刀では片手で使います。 |
居合刀 | 制剛流抜刀術の稽古で使用します。 |
杖 | 新陰流杖術の稽古で使用します。 |
服装
武道具店で販売されている通常の稽古着や袴を着用します。寒い時期は稽古着の下にアンダーウェアを着用して体調を守るよう薦めています。
作務衣、甚平などを稽古着の代用とすることは、本会では禁じております。
名称 | 用途 |
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稽古着 | 居合用、剣道用、合気道用など、通常武道具店で販売しているもの 色は白、黒、紺、刺し子など |
袴 | 居合用、剣道用、合気道用など、通常武道具店で販売しているもの 色は黒、紺、白など |
帯 | 半幅帯、居合帯など ※帯は必ず着用します。袴紐は「袴を身体に止める」ためのもので「帯」の代用にはなりません。 |
足袋 | 色は白、黒、紺など ※必要な方は着用できます。 |