新陰流兵法 西江会

新陰流兵法西江会

指導体制と指導方針

指導方針

  1. 各人の体力、能力に合わせて進めます。
    「心」「身」が連れ添わなければ向上はありえません。
    「早く」より「着実に」上達することを重点に指導します。
  2. 怪我をさせない、安全な御稽古をします。
    新陰流では使太刀、打太刀ともに防具を使いません。しかし、実際に打たれるのは指導者側である打太刀で、学習者側の使太刀が実打される型はありません。
    組太刀では指導者が学習者の動きを常に観察し、捻挫や打撲などの怪我をすることのないよう、細心の注意を払います。
    身体に無理な負荷がかかる稽古は本会では行っておりません。
    ※スポーツ保険への加入は基本的に不要ですが、不安な方は加入しても構いません。
  3. 理由、相手を問わず稽古場内外での私闘は禁止しております。
    本会の新陰流は「自己鍛錬」が目的であり、「他者への攻撃手段」ではありません。

また、指導の際は以下のことに留意して行うようにしています。

  • 指導者が学習者を怒鳴ったり不必要に厳しくすることはしない
  • 学習者が初級・中級の場合、指導者と学習者で実力が離れていることに留意し、弱い者イジメと取られるような指導はしない
  • 指導者であっても己の鍛錬を積むことを忘れない
    ⇒指導者と学習者の実力差が逆転する日が来ることもある

指導者育成

本会では学習者同様、指導者育成もカリキュラムに基づいて行います。
昔よくあった「他の指導者のすることを見様見真似で学ぶ」やり方は、正確な打太刀、指導方法を身につけるのが難しいものです。また、このような方法で身につけた指導は指導者ごとに教える内容、形がバラバラになり、指導を受ける学習者にとっても非常に習いにくい相手になってしまいます。
指導者の「指導品質」をできる限り一定に保つため、本会では仮目録以上の会員に対して正式に指導者教習を受けていただくようにしています。
おおまかな内容は下記の通りです。

  • 定例稽古:初級者の打太刀(師範が使太刀、打太刀の両方を指導)
  • 拡大稽古:師範が使太刀役になり打太刀と指導の練習
  • その他:指導者講習会の開催

特に師範が使太刀打太刀両方を同時に指導することは、使太刀打太刀お互いの動作や打ち方が相手にどのように作用するか、次の動作にどのような影響を及ぼすか、を学ぶ良い機会となります。

指導者一覧

1

[師範]
氏名:齊藤礼子
生年:昭和47(1972)年
出身地:福島県伊達市
現住所:東京都品川区

(略歴)
平成12(2000)年12月 新陰流兵法 入門
平成17(2005)年9月 制剛流抜刀術免許
平成18(2006)年1月 新陰流兵法皆伝
平成18(2006)年9月 新陰流杖術皆伝

(SNS)
https://www.instagram.com/reikosaito2018/
https://note.com/reiko_saito2018

<< 前のページに戻る